日本アバイア、仮想化技術を採用したIPテレフォニーソリューションを発表

ZDNet Japan Staff 2009年10月30日 15時14分

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 日本アバイアは10月30日、IPテレフォニーおよびCTI(Computer Telephony Integration)のプラットフォーム製品群を単一サーバ上で稼動させる中堅企業向けソリューション「Avaya Aura for Midsize Enterprises」を発表した。同ソリューションは、仮想化技術をリアルタイムのコミュニケーションシステムに採用したプラットフォーム「Avaya Aura System Platform」上で動作する。複数のアプリケーションを1台のサーバ上で稼動させることによって、サーバ台数と運用コストを削減できるとし、仮想化技術を採用したIPテレフォニーソリューションは業界初という。

 Avaya Aura for Midsize Enterprisesは、2009年3月に発表されたアバイアの新アーキテクチャ「Avaya Aura」に基づくソリューション。複数のサーバでアプリケーションを提供する際と同様の機能に加えて、Avaya Aura System Platform上の管理やメンテナンス等のサービスアプリケーション、さらにDHCPサーバやHTTPサーバなどの機能も提供する。

 含まれる製品は、音声やビデオを扱う「Avaya Aura Communication Manager」、ボイスメールを提供する「Avaya Aura Communication Manager Messaging」、CTIを受け持つ「Avaya Aura Application Enablement Services」、SIPサポートを行う「Avaya Aura SIP Enablement Services」。また、その他のユーティリティとして、ユーザーがセルフサービスで設定を変更できるウェブベースの管理ツール「MyPhone」のほか、DHCPサーバ、HTTP/HTTPSサーバ機能、ソフトウェアベースでのIP Media Gateway「Avaya Aura Media Services」などが含まれる。

 近年、生産性向上や事業継続のためにユニファイドコミュニケーションを導入する企業が増えているものの、中堅企業においては複数のシステム導入や運用に際してのコスト負担、専門知識を有するスタッフの不足から導入が困難なケースが多かったという。アバイアでは、インストールや管理、メンテナンスの手間を大幅に削減することを目的に仮想化技術を用いたAvaya Aura System Platformを提唱。その基盤上で動作する「Avaya Aura for Midsize Enterprises」により、中堅企業がIPテレフォニーを容易に導入、管理、メンテナンスする機能を提供するとしている。

 同社では今後、既存のアプリケーションを順次Avaya Aura System Platform上で動作するよう開発し、複数のアプリケーションを組み合わせた単一サーバソリューションとして提供する計画という。

 Avaya Aura for Midsize Enterprisesの価格は米ドル建てで設定されている。専用サーバが8500ドル。ユーザーライセンスが1ユーザーあたり205ドルから。最大で2400ユーザー、250拠点までをサポートするとしている。提供開始は11月24日。

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