シトリックス、Hyper-Vの仮想化環境を管理するソフト提供 - (page 2)

田中好伸(編集部)

2009-11-18 22:22

 複雑なアプリケーションワークロードの設定と解除、高速プロビジョニング用のセルフサービステンプレートライブラリの提供、仮想マシンの“スプロール”(無秩序な増殖)の抑止などをする。同時に共通の仮想環境での部署の垣根を越えたコラボレーションも可能になるとしている。

 Citrix Essentials 5.5 for Hyper-Vは、System Centerの仮想化管理ソフト「System Center Virtual Machine Manager」の今後のリリースといったWindows Server技術に対応する。またXenServer向けのEssentials 5.5 for XenServerに続いてCitrix Essentials 5.5 for Hyper-Vを提供することでXenServerとHyper-Vを利用する、それぞれのユーザー企業、その混在環境で利用するユーザー企業に最新の仮想化管理機能を同等に提供するとしている。

 シトリックスによれば、現在市販されているサーバの75%以上は仮想化に対応しておらず、製品の選択肢が増え続ける中、データセンターでは多様な用途をサポートするために、仮想化基盤が混在する可能性があるとしている。シトリックスは、今回のCitrix Essentials 5.5 for Hyper-VでXenServerとHyper-Vの双方の管理機能を強化するとしている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]