オフィスライフをゴチャゴチャからスッキリへ--年末年始に始める10の新しい習慣 - (page 2)

文:Jack Wallen(Special to TechRepublic) 翻訳校正:村上雅章・野崎裕子

2009-12-24 12:55

#4:時間

 この項目は、ほとんどの人が最も困難に感じるものだろう。たいていの仕事には、時間という制約がある。そして問題は、ほとんどの人がそういった時間を管理できていないというところにある。時間管理を行えるアプリケーションとして、KTimeTracker(KDE PIMの一部)やGTimeLogTimePanicなどが存在している。こういったツールを使うことで、作業にかかった時間を管理することが可能になる。この手のツールをしばらく使い、実際に自らがどういったことに時間を費やしているのかを調査してみるべきだろう。ただその際には、自らが費やしている時間を丁寧に把握しなければならない。そのためには、仕事を行ううえで注意をそらされるような、さまざまな割り込み作業も把握する必要がある。こういったツールを1週間使ってみれば、自分がどのように時間を使っているかが掴めるはずだ。その上で、どの作業の効率化を図るかを検討したり、作業の追加あるいは削除を考えればよい。

#5:休憩時間

 馬鹿げたことのように聞こえるかもしれないが、休憩時間を予定に組み入れておこう。休憩時間がきたらアラームが鳴るようにセットしておくのだ。そして、その通りに休憩を取るわけである。昼食休憩やストレッチ休憩、おやつ休憩、トイレ休憩--すべてである。そしてこういった休憩は規則正しく取るようにすべきである。これらの休憩を予定に組み込むことで、1日の時間配分を調整しやすくなる。最初の休憩時間までに2時間あると分かっていれば、それに従ってものごとの優先順位を決められるはずである。このちょっとした秘訣によって、時間を管理しやすくなるだけではなく、健全な精神を保ち続けることができるようになる。

#6:締め切り

 締め切り間際になって慌てて何かをやろうとしたことはないだろうか?よくやってしまう?筆者は複数のアラームメッセージを設定しておくという手を好んで用いている。例えば、絶対に守らなければいけない重要な締め切りがある場合、その1週間前にアラームメッセージが通知されるように設定しておく。そしてその後は、締め切り2日前と締め切り前日にそれぞれアラームメッセージが通知されるようにしておく。日程に余裕がない場合には、メッセージの通知タイミングをそれなりに調整する必要があるだろう。とは言うものの、ここで重要なことは、頭で覚えておこうとしたり、メモに頼ろうとしないということである。来年に向けて、締め切り前にこういったアラームメッセージを通知させる習慣を今から付けておこう。

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