NTTデータ イントラマートは1月13日、NTTコミュニケーションズ(NTT Com)と協業し、クラウド型メールサービスの提供を開始すると発表した。
今回のサービスは、NTT Comが提供するクラウド型メールサービス「Bizメール」をベースに、ウェブアプリケーション統合基盤である「intra-mart」上で稼動するグループウェア製品「イントラネット・スタートパック」と連携し、グループウェアとクラウド型メールのシームレスな利用環境を実現したとしている。
intra-martとのユーザーアカウント情報と連携し、シングルサインオンでシームレスにメールサービスを利用でき、メールを起点としたアプリケーション連携ができるなどのメリットがあるという。
また今回のメールサービスは、1IDごとに最大10GBのメール容量を提供する。検索システムやマッシュアップで企業利用に最適化された使いやすいメール機能、プロクシIPアドレス設定、個別ファイアウォールポリシー設定など、企業ごとのセキュリティポリシーを設定できる機能や監査機能なども装備している。
管理者向けのポータルを企業単位に提供し、サービスの稼動状況や設定情報の確認できることから、ユーザー企業はメールサーバ構築や維持運用から開放され、コスト削減効果も期待されるとしている。