ミラクル・リナックスは1月26日、オープンソースの統合監視ソフトウェア「Zabbix」の最新版「Zabbix 1.8」のサポートサービスを2月1日より開始すると発表した。
ミラクル・リナックスでは、これまで「Zabbix 1.6」のサポートサービスを2009年9月より提供してきた。今回1.8のサポートを正式にサービスメニューとして追加したことで、Zabbixサポート契約を締結したユーザーは、日本語対応やバグの修正パッチを加えたミラクル・リナックス版Zabbix 1.8が入手可能となる。
Zabbix 1.8では、メンテナンス期間の設定やマップのドラッグアンドドロップ設定、障害条件設定のサポート機能など、Zabbixによる監視システムの運用管理をより低コストで行うための改善が行われている。また、TelnetやSSHを利用したエージェントレス監視機能や監視対象の自動登録機能が追加されたことで、より大規模なシステムの監視にも対応するという。
Zabbix 1.8サポートサービスの内容としては、Zabbixサーバのインストールに関する操作の案内や、Zabbixの監視設定に関する操作案内、障害発生時の各種ログ、ソースコードの解析などが含まれる。
サポートサービスの価格は、Zabbixサーバ1台に監視対象20台までを含む「Zabbixサポート基本パック」が年間31万5000円となっている。