大塚商会は2月1日、統合型グループウェアと出張手配ASPを連携させた出張管理ソリューションを発表した。出張申請、交通および宿泊の手配、実績報告といった出張に関する一連の流れをすべて電子化し、コスト削減につなげることができるという。
大塚商会の取り扱うOSK製のグループウェア「eValue NS」のワークフローと連携し、JTBコーポレートソリューションズの出張手配サービスへシームレスにログイン可能なテンプレートを追加することで実現した。出張する社員の上長は、出張自体の承認とあわせて運賃種別や宿泊先の確認ができるので、社員の手配内容が適切かどうかを事前にチェックすることができる。
また、交通手段の実績データをワークフロー伝票に直接取り込めるため、精算にかかわる事務の効率化が可能で、精算の遅延や金額入力ミスなどを防ぐこともできる。社員の出張行動を正確に把握することで、無駄な出張がなかったかといったコスト分析にも役立てられるという。