親和銀行、RSAセキュリティのワンタイムパスワードを採用

小山安博

2010-02-15 12:59

 RSAセキュリティは2月15日、長崎県の地方銀行である親和銀行のオンラインバンキングに、同社のワンタイムパスワード「RSA SecurID」が採用されたと発表した。1月から希望者に無料で提供されている。

 親和銀行は、日立製作所のネットワークバンキング共同センターサービス「FINEMAX」を利用しており、同サービスにある「総合認証サービス」を使ってオンラインバンキング「しんわアクセス」のユーザーにワンタイムパスワードサービスを提供した。

 しんわアクセスユーザーは、希望すれば無料でワンタイムパスワードのトークンが入手できる。オンラインバンキングの取引時などでは、トークンにて60秒ごとに生成される1回限り有効なパスワードを使ってアクセスする。

 従来から使われているログイン時の会員番号や暗証番号、取引確認番号、取引時のパスワードはそのまま継続して必要。これにワンタイムパスワードが追加される2要素認証になり、従来よりもセキュリティが強化された。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    新入社員に教えるべき情報セキュリティの基礎知識--企業全体を守るための基本ルールを徹底解説

  2. セキュリティ

    マンガで解説!情シスが悩む「Microsoft 365/Copilot」の有効活用に役立つ支援策

  3. ビジネスアプリケーション

    AIエージェントの課題に対応、生成AIの活用を推進するための5つのデータガバナンス戦略

  4. ビジネスアプリケーション

    AIの投資対効果を最大化する「先導者」の存在--企業に求められる戦略策定能力

  5. ビジネスアプリケーション

    「AIエージェントによる顧客サポート」など10選、セールスフォースが示す最新のデータ活用法

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]