RSAセキュリティは2月15日、長崎県の地方銀行である親和銀行のオンラインバンキングに、同社のワンタイムパスワード「RSA SecurID」が採用されたと発表した。1月から希望者に無料で提供されている。
親和銀行は、日立製作所のネットワークバンキング共同センターサービス「FINEMAX」を利用しており、同サービスにある「総合認証サービス」を使ってオンラインバンキング「しんわアクセス」のユーザーにワンタイムパスワードサービスを提供した。
しんわアクセスユーザーは、希望すれば無料でワンタイムパスワードのトークンが入手できる。オンラインバンキングの取引時などでは、トークンにて60秒ごとに生成される1回限り有効なパスワードを使ってアクセスする。
従来から使われているログイン時の会員番号や暗証番号、取引確認番号、取引時のパスワードはそのまま継続して必要。これにワンタイムパスワードが追加される2要素認証になり、従来よりもセキュリティが強化された。