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Adobe Systemsは米国時間2月23日、同社のDownload Managerに存在する重大な脆弱性を修正し、ハッカーにこの問題を悪用されると、Windowsを使っているコンピュータを完全に乗っ取られる可能性があると警告した。
この脆弱性はAviv Raff氏が発見したもので、Adobeのアドバイザリによれば、これによってユーザーのシステムに不正なソフトウェアがダウンロードされ、インストールされる可能性がある。
この脆弱性は(2010年2月23日以前の)Windows用のAdobe Download Managerに影響がある。
Adobe Download Managerは、Windowsを使っているコンピュータにセキュリティパッチを配信するために使われているユーティリティで、1回だけ使われるようになっており、使用後は次にコンピュータが再起動された際に自分自身を削除するように設計されている。
しかし、Adobeはユーザーに対し、脆弱性が存在する可能性があるバージョンのAdobe Download Managerが自分のコンピュータにインストールされていないことを確認するよう推奨している。
Adobeのセキュリティアドバイザリには、次のような手順が掲載されている。
- システム上に、C:\Program Files\NOS\フォルダとその中のファイル(「NOSファイル」)が存在しないことを確認する。(もしそのフォルダが存在する場合は、以下の手順に従って削除する)
- [スタート] > [ファイル名を指定して実行]をクリックし、「services.msc」と入力する。その後、「getPlus(R) Helper」がサービスのリストに存在しないことを確認する。
NOSファイルが見つかった場合は、次の手順に従うことで、Adobe Download Managerの問題を緩和することができる。
- Adobe Download Managerをシステムから削除するには、[スタート] >[コントロール パネル] > [プログラムのアンインストール] > [Adobe Download Manager]を選択し、[アンインストール]を選択する。
あるいは、
- [スタート] > [ファイル名を指定して実行]をクリックし、「services.msc」と入力する。次に、サービスのリストから「getPlus(R) Helper」を削除する。
- その後、C:\Program Files\NOS\ フォルダとその中身を削除する。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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