【ラウンドアップ】
「仮想化技術」といってもいろいろある。データセンターでのサーバ集約やプライベートクラウド、シンクライアントなどの比較的大規模なシステムで稼働する仕組みが注目を集める昨今だが、Windows 7(Professional以上)のユーザーであれば、デスクトップ環境ですぐに試せる仮想化技術がある。それが「Windows XP Mode」だ。マイクロソフトがビジネスユーザー向けに用意したこの技術は、Windows 7のデスクトップから仮想マシンにアクセスし、Windows 7と互換性のないアプリケーションをシームレスに使えるようにするもの。最近、XP Modeを使うにあたってのハードウェア上の制約が外され、より多くのユーザーがその恩恵を受けられるようになった。手元ですぐに試せて、効果も大きい仮想化技術だ。一度、その機能を評価してみてはどうだろう。-
「Windows XP Mode」とは?--よくある質問をまとめてみた
Windows 7の新機能である「Windows XP Mode」に関して、筆者の元に寄せられた質問についてまとめて回答する。
2009-11-02 -
Windows 7へのアップグレード計画中に考慮すべき10の問題
Windows 7へのアップグレードを心待ちにしている人にも、気になっているだけの人にも、心にとめておくべきことは多くある。この記事では、ハードウェア要件からドライバの互換性まで、アップグレードの懸念事項についてまとめる。
2009-05-12 -
MS、「Windows 7」の「XP Mode」でハードウェア仮想化対応の要件を廃止
これまで「Windows 7」の「Windows XP Mode」を使うにはCPUがハードウェア仮想化に対応していなければならなかったが、マイクロソフトはこの要件を外すと発表した。
2010-03-19 -
MS、「Windows 7」に「Windows XP Mode」を追加へ--旧アプリも利用可能に
マイクロソフトが「Windows 7」でアプリケーションの互換性の問題に対処するため、仮想化技術を利用した「Windows XP Mode」を提供することが明らかになった。
2009-04-27 -
MS、「Windows 7 XP Mode」の開発を完了--提供開始日を明らかに
マイクロソフトは米国時間10月1日、「Windows 7」で「Windows XP」の仮想バージョンを稼動可能にする「Windows XP Mode」の開発が完了したことを明らかにした。
2009-10-02 -
Windows 7の「Windows XP Mode」、だから気になる「Virtual PC 2007」
Windows 7の「アプリケーション互換モード」ともいえる「Windows XP Mode」が発表された。仮想化技術を活用した機能で、確かに皆が欲するものであろう。しかし、気になる点がいくつかある。
2009-04-29 -
Windows 7 RC 日本語版にまだ英語が残っている理由
Windowsの開発プロセスはVista以降に大きく変わった。日本語でも英語でもなく、何語でもないOSを開発し、その上に言語パックをかぶせるような進め方をしている。――マイクロソフトのWindows製品担当者、中川哲氏はこう語っている。
2009-05-01