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サポート期間が終了したOSを使い続ける企業の7割が不安を感じている――。トレンドマイクロが4月22日に発表した調査で明らかになっている。同社はすでにサポートが終了している「Windows NT」と、7月13日でサポートが終了する「Windows 2000 Server」を“レガシーOS”として、企業にアンケート調査を行っている。
調査では、企業の42.2%がWindows NTなどのサポートがすでに終了しているOSを使い続けていることが判明した。そうした企業のウイルス感染の経験は50.6%。これは、サポートが終了したOSを使用していない企業の感染経験率である24.7%の約2倍になる。このことからトレンドマイクロは、サポート終了OSはウイルス感染の可能性が高いと説明している。
Windows NTのサポートはすでに終了しているが、Windows 2000 Serverも間もなくサポートが終了する。そうしたレガシーOSに対して企業の75.3%が脆弱性に不安を感じていることも調査で判明している。そのほかの不安としては、ウイルスに感染する可能性や、使用方法などをベンダーに質問できないといったものが挙げられている。
調査は、3月24〜25日にネット調査で行われ、企業や団体の情報システム担当者412人が回答している。調査結果は「2010年レガシーOSに残されたセキュリティ課題とは?」としてまとめられている。
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