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記事まとめ「テレワーク常態化で見えたこと」

福岡パルコ、顔認識とコンテンツが連動したデジタルサイネージシステムを導入

富永恭子(ロビンソン)

2010-06-04 16:51

 日商エレクトロニクスのグループ会社でビジュアライゼーションの専門会社であるエヌジーシー(NGC)は、電通九州および電通テック福岡支社経由にて、顔認識をコンテンツと連動させる双方向デジタルサイネージシステムを3月の福岡PARCO(福岡パルコ)グランドオープンに合わせて納入した。

 デジタルサイネージへの顔認識適用による視聴者測定の事例が多くある中で、今回の導入では、コンテンツの制御に顔認識を用いた点において画期的なソリューションだという。また、無償で入手可能なオープンソースを基に開発を行うことで、高度なソリューションを廉価に実現したとしている。

 同システムは「パルコタッチビジョン」と名付けられ、福岡パルコの各フロアのエスカレーター脇休憩スペースに設置されている。また、タッチパネルによるフロアガイド、イベント情報、会員カードの案内などを行うだけではなく、フェリカ組み込み携帯電話によるタッチパネルやフェリカカードによる双方向コミュニケーションを導入。来店者によるデジタルサイネージの利用を促進するコミュニケーションツールとして使用している。今回は、より高い訴求性を実現するため、NGCと映像企画制作会社であるマーズが共同で開発した「顔認識カメラとの連動サイネージ」システムを導入したとしている。

 従来のデジタルサイネージでは、タッチパネルによる操作性を高めると、モニターを近くで見ることを想定したコンテンツが優先になり、離れた場所から画面を見る視聴者に訴求する全画面を用いたコンテンツを作ることは難しく、その逆も同様だったという。また、コンテンツの切り替えに光学センサーなどを用いた場合、来店者がディスプレイの前を通り過ぎただけでコンテンツの切り替わりが発生し、確実な効果を見込むことが難しい状況だった。今回NGCが納入した顔認識カメラとの連動サイネージシステムでは、実際に利用者が画面を見ているか否かを顔認識により判断するため、無駄な画面の切り替わりがない。さらに、視聴者の場所によりコンテンツが最適化されるため、デジタルサイネージへの効果的な誘導を実現しているという。

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