Firefox 4 beta 1を速攻チェック--UI刷新、HTML5対応強化 - 20/28

杉山貴章(オングス)

2010-07-08 22:33

 Mozilla Foundationは7月6日(米国時間)、ウェブブラウザ「Firefox」の次期バージョン「Firefox 4」の最初のベータ版を公開した。現時点におけるFirefoxの最新版は3.6.6。Firefox 4の登場は実に2年ぶりのメジャーアップデートとなる。正式版はこの秋以降にリリースされる予定で、beta 1はアドオン開発者やテスターを対象として公開されたもの。したがって一般での利用は推奨されていない。  Firefox 4ではUIのデザインが大幅に変更されるほか、HTML5対応やウェブアプリケーション対応の強化、安定性やパフォーマンスの向上、プライバシー保護の強化など、様々な改良が加えられている。本稿では、主にUIの変更を中心としたFirefox 4の新機能を、Windows版によるスクリーンショットと共に紹介する。  なお、Firefox 4 beta 1はMozillaのウェブサイトよりダウンロードできる。英語版のみで、日本語版は用意されていない。Windows版の他にLinux版とMac OS X版も公開されているが、後述するTabs on Topが有効なのはWindows版の、しかもWindows VistaとWindows 7だけとなっている。Linux版とMac OS X版については後日のアップデートでサポートされるとのことだ。  画像はFirefox 4 ベータ版の公式サイト。リリースノートや新機能の実装状況の一覧などを見ることができる。
 Firefox 4では、これまでダイアログとして分離していた機能をコンテンツ領域へ統合するという試みも行われている。そのひとつがアドオンマネージャーである。FirefoxボタンのCustomizeメニュー、またはメニューバーのToolsメニューからアドオンマネージャを呼び出すと、図のようにタブに管理画面が表示される。使用方法は従来と同じだが、ダイアログは表示されない。

 Firefox 4では、これまでダイアログとして分離していた機能をコンテンツ領域へ統合するという試みも行われている。そのひとつがアドオンマネージャーである。FirefoxボタンのCustomizeメニュー、またはメニューバーのToolsメニューからアドオンマネージャを呼び出すと、図のようにタブに管理画面が表示される。使用方法は従来と同じだが、ダイアログは表示されない。

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