日本オラクルは7月30日、インテックが同社が提供するクラウド型情報基盤サービスに、データベース製品「Oracle Database 11g Release 2」を基盤とした日本オラクルのグリッドインフラストラクチャを採用したと発表した。。インテックでは、同プラットフォームを、EDIサービスを提供するプラネット向けの次期EDIサービス情報基盤として提供する予定という。
インテックのクラウド型情報基盤サービスは、企業システムの高品質な運用とユーザーのビジネスの効率化を支援するアウトソーシングサービスであるという。今回採用されたグリッドインフラストラクチャは、Oracle Database 11g Release 2のほか、「Oracle Real Application Clusters」「Automatic Storage Management」「ASM Cluster Filesystem」「Oracle Enterprise Manager」となっている。
Automatic Storage ManagementとASM Cluster Filesystemを採用することにより、データベースの構造化データと文章や画像などの非構造化データの一元管理が実現できる。また、高価な有償クラスタファイルシステムの購入が不要となり、大幅なコスト削減が可能になるという。さらに、統合IT管理基盤であるOracle Enterprise Managerの採用により、データの一元管理と情報基盤サービスのシステム運用を実現している。