インテック、クラウド型情報基盤サービスにオラクルのグリッドを採用

富永恭子(ロビンソン)

2010-07-30 19:14

 日本オラクルは7月30日、インテックが同社が提供するクラウド型情報基盤サービスに、データベース製品「Oracle Database 11g Release 2」を基盤とした日本オラクルのグリッドインフラストラクチャを採用したと発表した。。インテックでは、同プラットフォームを、EDIサービスを提供するプラネット向けの次期EDIサービス情報基盤として提供する予定という。

 インテックのクラウド型情報基盤サービスは、企業システムの高品質な運用とユーザーのビジネスの効率化を支援するアウトソーシングサービスであるという。今回採用されたグリッドインフラストラクチャは、Oracle Database 11g Release 2のほか、「Oracle Real Application Clusters」「Automatic Storage Management」「ASM Cluster Filesystem」「Oracle Enterprise Manager」となっている。

 Automatic Storage ManagementとASM Cluster Filesystemを採用することにより、データベースの構造化データと文章や画像などの非構造化データの一元管理が実現できる。また、高価な有償クラスタファイルシステムの購入が不要となり、大幅なコスト削減が可能になるという。さらに、統合IT管理基盤であるOracle Enterprise Managerの採用により、データの一元管理と情報基盤サービスのシステム運用を実現している。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]