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楽天トラベル、インメモリのDB高速化オプションで検索を半分の時間に

田中好伸(編集部)

2010-04-19 15:34

 楽天トラベルは、日本オラクルのデータベース(DB)高速化オプション「Oracle In-Memory Database Cache 11g」を活用して同社の旅行総合サイト「楽天トラベル」のサービス高速化を実現した。日本オラクルとと新日鉄ソリューションズが4月19日に発表した。

 楽天トラベルは、国内外7万軒以上の宿泊施設が登録される国内最大級の旅行総合サイト。国内の宿泊予約をはじめに、宿泊施設と航空券がセットになった旅行予約、高速バス予約、レンタカー、海外旅行向けのサービスなどを展開している。2月現在で月間252万泊を上回る予約を獲得しているという。

 1996年の事業開始以来、楽天トラベルは総合旅行サイトを支えるシステム基盤を増強し続けてきた。サービスの拡充や毎年増加するユーザーアクセス数、処理能力や安定性を向上させるために、2004年に「Oracle Real Application Clusters(RAC)」を採用して、それ以降ノードを追加しながらシステムを拡張してきている。2008年12月にDBを最新の「Oracle Database 11g」にバージョンアップし、10ノードでRACを構成している。

 楽天トラベルは、顧客満足度と増加する宿泊予約などの各種サービスのレスポンス時間の向上を目的に、2009年にオラクルのインメモリDB技術を活用した高速化プロジェクトを開始。プロジェクトでは、新日鉄ソリューションズが設計、構築して、オラクルの技術者と協力しながら、Database 11gのインメモリDB技術の高速化オプションとなるIn-Memory Database Cache 11gを採用している。

 この2月に、In-Memory Database Cache 11gを構成するインメモリDB「Oracle TimesTen In-Memory Database」に、既存DBシステムから一部のデータをキャッシュすることで、検索処理時間を従来と比べて半減させることに成功したとしている。また従来バラツキがあったレスポンス時間を均一化することも実現しているという。In-Memory Database Cache 11gはDatabase 11gに統合されており、アプリケーションの大幅な改修を伴わずに稼働できているとしている。

 楽天トラベルは、インメモリDBの効果と導入の容易性を評価。サイトを利用するユーザーへのレスポンス時間向上を目指して、広範囲なシステムでインメモリDBの採用を検討しているという。

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