#10:マーケティング
Linuxよ、筆者の声に(真剣に)耳を傾けてほしい。自らをレベルアップする気があるのであれば、自らを売り込む方法を見つけ出さなければならない。そう、今までは口コミ戦術でも驚くほどの効果が出ていた。しかし、口コミには限界がある。限界から先に進もうとするのであれば、誰か(例えば、Canonical)が先頭に立ち、何らかの広告を打つ必要がある。ここで筆者が言わんとしている広告とはTechRepublicやCNN.com、Computer Power User(CPU)誌に広告を出稿するという行為ではない。テレビ広告だ。業界に君臨している王からマーケットシェアという王冠を奪い取ることのできる唯一の方法は、浮動票を持っている大衆の前に歩を進めることである。これはソフトウェアの話ではない。われわれはLinuxというOSが揺るぎないものであることを知っている。これは君の存在を皆に知らしめるための広報活動、マーケティング、キャンペーンについての話なのだ。
他に不満は?
筆者がOSに対して抱いている不満は以上だ。このうちのどれを取っても許すことはできない。われわれ個人は、OSに対する不満をそれぞれ抱えているはずだ。あなたがOSに対して抱いている不満は何だろうか?。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。