#3:搭載OSをチェックする
ネットブックの購入時には、ハードウェアの仕様にばかり目を向け、搭載されているOSのチェックを忘れがちである。あなたが(筆者のように)ハードディスクを初期化し、お気に入りのOSをインストールしようとしているのでない限り、搭載されているOSにも目を向けるべきである。未だにWindows XPを搭載したネットブックを販売しているメーカーも何社かあり、ネットブック向けに機能を大きく削減したLinuxを搭載したネットブックを販売しているメーカーも1〜2社ある。
#4:外付けハードウェア用の追加投資を考えておく
筆者の知人には、DVDドライブが搭載されていないということを知らずにネットブックを購入した人が何人かいる。ネットブックにアプリケーションをインストールする時のことを考えた場合、このことが問題となる場合もある。筆者はネットワークサーバのDVDドライブを共有することにより、この問題を解決した。この方法により、ネットワーク経由でアプリケーションをインストールすることができるわけである。しかし筆者の友人のほとんどは、USB接続のDVDドライブを購入するという道を選んでいる。
ネットブックに搭載されているOSを削除し、他のOSをインストールするつもりであれば、USB接続のDVDドライブが不可欠であると言えるだろう。筆者が自らのネットブックにOSをインストールした際には、ハードディスクを取り外し、別のノートPCにそれを装着した。そしてインストールメディアの内容をそのハードディスクにコピーしてからインストールを開始したのだった。この作業の途中で、ノートPCをシャットダウンし、該当ハードディスクをネットブックに装着し直してから、設定作業を続行した。とは言うもののこの方法は、インストールの前半で行われる作業が一般的なものであり、後半で行われる作業がハードウェアに依存したものであったためにできたことである。筆者の環境ではこのやり方で成功したものの、USB接続のDVDドライブを使用すればもっと簡単にできていたはずだ。