さくら、仮想専用サーバサービス開始--「KVM」で完全仮想化実現

吉澤亨史 2010年09月01日 20時20分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 さくらインターネットは9月1日、仮想専用サーバ(VPS)サービス「さくらのVPS」の提供を開始したと発表した。専用サーバの自由度と共用サーバの低価格、仮想化ならではの機能を合わせもつとしている

 Linuxカーネルに標準搭載される仮想化技術「KVM」(Kernel-based Virtual Machine)の採用で完全仮想化を実現しており、初期費用なしで月額料金980円という価格設定となっている。KVMを採用したことで、各VPSの仮想ハードウェアやOSなどの環境がそれぞれ完全に独立しており、他サービスで採用の多いOSレベルでの仮想化では実現不可能だったというスワップメモリが利用可能となるなど、より自由度の高いサーバ運営が可能としている。

 スペックはメモリ512Mバイト、ディスク20Gバイトとなっており、ウェブブラウザからサーバのコンソール画面を操作できるリモートコンソール機能なども搭載、海外のVPSサービスと比較しても遜色のないサービスを実現したという。2週間の無料お試し期間も用意した。

 今後は、当初提供するCentOSだけでなく、ほかのOSの提供も順次進めていく予定。また、リモートコンソール機能に加え「VNC(Virtual Network Computing)」を利用したリモートデスクトップ機能の提供も予定している。仮想化技術やクラウドコンピューティングへの取り組みを強化していく計画だ。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ方に

関連キーワード
クラウドコンピューティング

関連ホワイトペーパー

連載

CIO
IT部門の苦悩
Rethink Internet:インターネット再考
インシデントをもたらすヒューマンエラー
トランザクションの今昔物語
エリック松永のデジタルIQ道場
研究現場から見たAI
Fintechの正体
米ZDNet編集長Larryの独り言
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
山本雅史「ハードから読み解くITトレンド放談」
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
松岡功「今週の明言」
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
大河原克行「エンプラ徒然」
内製化とユーザー体験の関係
「プロジェクトマネジメント」の解き方
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
セキュリティ
「企業セキュリティの歩き方」
「サイバーセキュリティ未来考」
「ネットワークセキュリティの要諦」
「セキュリティの論点」
スペシャル
ざっくりわかるSNSマーケティング入門
課題解決のためのUI/UX
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
「Windows 10」法人導入の手引き
ソフトウェア開発パラダイムの進化
エンタープライズトレンド
10の事情
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
Gartner Symposium
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
Microsoft Connect()
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
より賢く活用するためのOSS最新動向
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
中国ビジネス四方山話
ベトナムでビジネス
米株式動向
日本株展望
企業決算