IBMは、SAP AG(SAP)より、IBMのクラウドサービスやホスティングサービス上でSAPアプリケーションの提供や導入支援を行うケイパビリティ(スキルや能力)についての認定を取得したと発表した。
これによりIBMは、CRM(顧客関係管理)、ERP(統合業務パッケージ)、PLM(製品ライフサイクル管理)、SCM(サプライチェーンマネジメント)、企業向けサービスなどのためのビジネスソフトウェアアプリケーションを含むSAPソリューションポートフォリオのすべてを、クラウドサービスやホスティングサービスで世界中の企業に提供できるようになる。
IBMは同認定を取得するにあたり、ホスティングやクラウドコンピューティングのインフラストラクチャ、プロセス、技術スタッフなどに関するSAPの審査に合格したという。また審査には、サーバ、ソフトウェア、ストレージ性能などを含めた、IBMのホスティングやクラウドコンピューティングの物理的かつ論理的なセキュリティプロセスの技術審査も含まれるとしている。