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Linuxとオープンソース--2011年の勝者と敗者を占う - (page 2)

文:Jack Wallen(Special to TechRepublic) 翻訳校正:石橋啓一郎

2011-01-17 08:00

 Androidのタブレット端末が大成功する。これらの端末は普及を始めている。2011年中にはAndroidのタブレット端末があらゆるところで見られるようになるだろう。iPadと互角の戦いができるタブレット端末は、Androidだけだ。当然、オープンソースコミュニティはこの機会を捉え、Androidタブレット向けの非常に素晴らしいソフトウェアを開発するだろう。

 Ubuntuベースのタブレット端末が発売される。無理だと思えるかも知れないが、これこそ、Mark Shuttleworth氏がこのところ力を入れてきたようなことだ。そして2011年には、いよいよLinuxタブレットが市場に出回るだろう。「市場に出回る」とは、文字通りの意味だ。今回は、ハードウェアを買ってきて、プレインストールしてあるOSを上書きする必要はない。どこかのメーカー(Dellかも知れない)が、始めからUbuntuの入ったタブレットPCを発売し、それが大ヒットになるだろう。最初は、このマシンを購入するのはLinuxコミュニティだけだ。しかし、しばらくすると、他のユーザーも後に続くと思われる。ご存じの通り、タブレット端末は、Windowsが動いている必要はないと思われているデバイスだ。この考え方は、モバイル業界に培われたものだ。大衆は、より小さく運びやすい形状を持ち、「標準」ではないOSで動いているデバイスを想定している。実際、クールで、しっかり動き、よく知られているソーシャルネットワーキングサービスに接続できさえすれば、一般の人は電話やタブレット端末でどんなOSが動いていようとあまり気にしない。

 タブレット市場がLinuxの成功を後押しする。前述の通り、一般の人はゆっくりとMicrosoftから離れしようとしている。モバイルやタブレット端末のおかげで、古くから伝わる、実績あるデスクトップのメタファーは、もはやコンピュータが成功するための「必要条件」ではなくなっている。今は、Linuxが成功の種をまくには最高の土壌である「なんでもあり」の世界になっている。これは、2011年に起こることだ。わたしは、2011年がLinuxデスクトップの年になると言っているのではない。Linuxがこれまで以上に成功し、支持を受ける年になるだろうということだ。ユーザーも、デバイスの数も種類も、とにかく増えるだろう。

まとめ

 2010年はLinuxにとってよい年だったが、2011年はそれを上回る年になるだろう。これは、わたしが2011年にここで書く最初の記事だが、早くも今年起こるであろうことに大いに期待している。読者はどう思われるだろうか。わたしのLinuxとオープンソースに関するわたしの予想は、少しでも当たると思うだろうか。読者にも予想があれば、聞かせて欲しい。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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