日商エレクトロニクス(日商エレ)は2月1日、イメージワークフローベースの生命保険会社向け「新契約査定アプリケーション」を開発し、同日より販売を開始したと発表した。
同アプリケーションは、Global360のビジネスプロセスマネジメント(BPM)およびイメージワークフローツール「Global360 Enterprise BPM Suite」に対応した生命保険会社向けソフトウェア。日商エレが開発を行い、すでに顧客での稼動実績があるアプリケーションを、パッケージとして提供するものだという。
申込情報登録機能、環境査定、医務査定チェック機能、不備管理機能、各種進捗・実績管理機能など、新契約査定に必要な業務機能を標準で装備するほか、Global360 Enterprise BPM Suiteとの連携で、新契約査定業務のプロセス管理機能とドキュメントイメージ管理機能を活用する。イメージワークフロー機能によりドキュメントイメージのペーパーレス化を実現できることに加え、基幹システムやデータ入力会社、代理店システムとのデータ連携にも柔軟に対応できるという。
従来、こうしたシステムを構築するにあたっては、BPMとイメージワークフローツールをベースとして、各社ごとに業務機能を開発する必要があったが、パッケージ化された同アプリケーションを利用することで、システム開発期間と価格を約3分の2に抑えられるとしている。
新契約査定アプリケーションの標準価格は1500万円より。BPMイメージワークフロー機能となるGlobal360 Enterprise BPM Suiteのライセンス費用が別途必要となる。