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「インフォメーションマッピング」をBIに次ぐ流れに--企業ユーザーにフォーカスするMindjet

柴田克己 (編集部)

2011-04-06 20:56

 「マインドマップ」あるいは「マインドマッピング」という言葉を聞いたことがあるだろうか。Tony Buzan氏が提唱した図解技法で、記憶術やノート法、アイデアプロセッシングなどに効果があるとされる。日本でも数年前からのライフハックブームに乗る形で、マインドマップ的な情報整理、情報管理の手法について、さまざまな解説用書籍が発売され、書店を賑わせた。

 合わせて、マインドマップ的な情報管理をPCを使って行うためのソフトウェアも数多くリリースされている。ブラウザからウェブサービスとして利用できるもの、フリーソフトといった無料のものから、数千円~数万円の値付けがされたパッケージソフトまで、非常に幅広いレンジがある。実際に使ってみようと思っても、どれを選ぶべきか迷ってしまうほどの充実ぶりだ。

 その中で、とりわけハイエンドな部類に入る製品のひとつにマインドジェットの「MindManager」がある。同社直販サイトからのWindows用最新版ダウンロードのライセンス価格は4万8299円と、フリーの製品も多いこのジャンルの中では異彩を放つ。

 この価格付けについては理由がある。マインドジェット、チーフエバンジェリストの渡邉安夫氏は、「個人の頭の中にあるアイデアを“脳内地図”として展開する」という使い方が主流のマインドマップソフトがほとんどの中、MindManagerは明確に「個人や組織が、仕事を進めていく中で必要な情報の管理と共有を視覚的に行えるようにする」ことに主眼を置いた「ビジネスソフト」であると明言する。MindManager自体も「ビジネスインフォメーションマッピング」のためのソフトウェアであることを標ぼうしている。

 搭載されている機能からも、その方向性をうかがい知ることができる。例えば、2009年にリリースされたバージョン8では、当時「Microsoft Office 2007」で取り入れられたリボンUIを他社製の製品としていち早く採用したほか、MindManagerのアプリケーションウィンドウ上で起動するOfficeドキュメントの編集機能などを搭載。Microsoft OfficeのOutlook、Word、Excel、PowerPointなどと組み合わせて、ビジネスの現場で使う製品であるというメッセージを強く打ち出した。

 そのほか、バージョン8では、「Google」「Yahoo!」「Amazon.com」などが提供しているWebサービスをマップに埋め込める「マップパーツ」機能、クエリテキストの入力によるデータベースへの接続機能などが搭載されており、これも「散在する仕事関連の情報をマップとして一元管理する」というコンセプトに合わせたものだった。

 2010年秋にリリースされた最新版のバージョン9でも、その方向性は一層強化されている。マップ上のトピックとして作成したタスク(仕事)をOutlookに入出力できる機能、トピックの階層ごとに、内容をPowerPointスライドとしてエクスポートする機能といったOffice製品との連携強化に加え、日時を指定したタスクを時間軸で一覧表示する「ガントチャートビュー」が、バージョンアップの目玉のひとつとなった。また、TwitterやFacebookといったソーシャル系ツールとの連携なども可能になっているという。

MindManager 9 2010年末にリリースされた「MindManager 9」では、ガントチャートビューを標準搭載し、ビジネスでの利用によりフォーカスした

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