大塚商会、大容量ファイルサーバを遠隔バックアップ--ネット回線を経由

田中好伸 (編集部) 2012年01月16日 17時46分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 大塚商会は1月16日、大容量のデータを遠隔地にバックアップする「TWIN NASリモートバックアップサービス」の提供を開始した。同社が企業向けに提供しているファイルサーバ「TWIN NAS」のデータを同社のデータセンターにバックアップする。

 同社は2010年からTWIN NASの販売を開始。最近では事業継続計画(BCP)対策として遠隔地にデータを保管したいという需要が高まってきているという。TWIN NAS自体のバックアップ機能は、同じフロアなど同一LANの中でのバックアップであることから、遠隔地へのバックアップを提供する。

 本店支店間など、遠隔地へのバックアップではバックアップ先にもファイルサーバやストレージ、バックアップソフトなどが必要であり、初期コストがかかる。今回のサービスでは、ネット回線があれば、データ転送に必要な転送用サーバだけで済み、バックアップ先にシステム管理者を置かずに初期コストも抑えられるという。

 今回のサービスでは、通常WAN環境などに利用されるVPNサービスは使用せずにネット経由で行うため、回線費用を抑えられるとしている。転送時のセキュリティについても、転送用サーバとデータセンターでセキュリティを確保してデータを安全に転送するとしている。

 データは、1日1回夜間にデータセンターへ転送され、世代管理も行う。TWIN NAS側で誤って消去、変更してしまったファイルでも、バックアップ取得日から30日以内であれば、どの日でも復元できると説明している。

 サービスの利用には、TWIN NAS(1/2/3/6Tバイト)と、保守サービス「たよれーる」が必要。初期費用として転送用サーバがタワー型で54万円から、ラック型で64万円から。月額費用は1Tバイトで6万円、2Tバイトで9万円、3Tバイトで12万円、6Tバイトで18万円となっている(いずれも税別)。TWIN NAS 1Tパックの場合、バックアップ対象のデータ容量は最大で800Gバイトになる。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ方に

関連ホワイトペーパー

連載

CIO
デジタル“失敗学”
コンサルティング現場のカラクリ
Rethink Internet:インターネット再考
インシデントをもたらすヒューマンエラー
トランザクションの今昔物語
エリック松永のデジタルIQ道場
研究現場から見たAI
Fintechの正体
米ZDNet編集長Larryの独り言
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
山本雅史「ハードから読み解くITトレンド放談」
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
松岡功「今週の明言」
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
大河原克行「エンプラ徒然」
内製化とユーザー体験の関係
「プロジェクトマネジメント」の解き方
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
セキュリティ
企業セキュリティの歩き方
サイバーセキュリティ未来考
ネットワークセキュリティの要諦
セキュリティの論点
スペシャル
ざっくりわかるSNSマーケティング入門
課題解決のためのUI/UX
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
「Windows 10」法人導入の手引き
ソフトウェア開発パラダイムの進化
エンタープライズトレンド
10の事情
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
Gartner Symposium
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
Microsoft Connect()
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
吉田行男「より賢く活用するためのOSS最新動向」
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
中国ビジネス四方山話
ベトナムでビジネス
日本株展望
企業決算
このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]