富士通とインフォテリアは2月23日、インフォテリアのスマートデバイス向けコンテンツ配信ツール「Handbook」と富士通のシステム構築(SI)を融合させたビジネスの立ち上げで協業することに基本合意したことを発表した。
HandbookはiPhoneやiPad、Android端末などのタブレット端末に企業内のドキュメントやファイルを配信、情報を共有するといったことが可能だ。今回の協業では、ユーザー企業の業務システムとの連携や閉域網でのセキュアなネットワーク接続など、さまざまなニーズに対応できるという。
Handbookを活用することで、さまざまな業種や業態のユーザー企業にスマートデバイスを活用した、新しいワークスタイルも提案できるとしている。SIだけでなく、サービスプラットフォーム、ネットワーク、スマートデバイスまでをワンストップで提供、コンテンツの配信サービスと業務システムとの連携も富士通が構築し、ユーザー企業に提供していくと説明している。