ワシントン州レドモンドのMicrosoft本社で開催される年次イベント「Microsoft TechForum」では、同社の最新のコンセプトが展示される。2012年2月の最終週に展示されたいくつかのプロトタイプ製品は、長年開発されてきたもので、今後のMicrosoftの大まかな方向性を示すものであり、また消費者が向かう方向の可能性を示すものでもある。
この写真では、Microsoftの担当者が、あらゆるものの歴史を可視化するオープンソースコミュニティプロジェクト、「ChronoZoom」を紹介している。Microsoft Researchによれば、ユーザーは「1年から数十億年までのスケールで、歴史的な出来事を文脈に当てはめ、異なる分野を横断して大量の時系列データを比較」しながら出来事を調べることができる。同社はBig History Projectと共同でデータを肉付けしているところであり、これには生物学、天文学、地質学、気象学、先史学、考古学、人類学、経済学、宇宙論、博物学、人口および環境研究が含まれる。
このプロジェクトは2012年中にオープンソースでリリースされる予定になっている。このサイトまたはChronoZoomのデモ動画を参照して欲しい。