セガは基幹業務システムの全面刷新を決定した。統合基幹業務システム(ERP)パッケージ「Oracle E-Business Suite(EBS) R12.1」を採用する。日本オラクルが4月5日に発表した。
目的は事業環境の変化に迅速に対応すること。そのために、グローバルに展開するビジネスの状況をリアルタイムに把握し、的確な経営判断を実施するためのグループ経営基盤が必要と判断。基幹業務システムの全面刷新に踏み切ることを決めた。
新基幹業務システムは、Oracle EBSを活用して、財務会計、調達管理、生産管理、販売管理、在庫物流管理の業務を網羅する。セガ本社と国内子会社を含めて約1200人に展開する予定。新日鉄ソリューションズが基本設計から構築作業までを担う。