ワーク・ライフバランスは顧客情報管理(CRM)システムをPaaS「kintone」で構築、2011年11月から本稼働させている。サイボウズが5月28日に発表した。
企業や組織にワークライフバランスを実現するためのコンサルティングを提供するワーク・ライフバランスはこれまでに800社以上を顧客としている。中小企業から数万人規模の大企業までさまざまな企業が顧客となっており、講座の受講者など個人単位の顧客も多いという。
ワーク・ライフバランスのサービスは、組織診断から具体的なコンサルティング、講演や研修など多岐に渡っており、サービスごとに顧客情報をExcelで管理していた。複数のサービスを利用する顧客が増えるに従い、異なるフォーマットでの管理や重複した情報の管理が生じて、限界を感じていたという。
kintoneで開発したCRMシステム「顧客リスト」は、企業名や担当者名といった基本情報以外にも、顧客に対して展開したアプローチや提案書などの資料の提出状況も管理している。やり取りしたメールの内容、打ち合わせ時の議事録、担当者が感じた所感なども記載することで、CRMシステムを見れば顧客との関係が見えてくるようになっている。
Excelファイル形式での個別管理からウェブベースの共有管理に改善したことで、外出機会の多いコンサルタントが常に最新の顧客情報にアクセスできるようにもなっている。エンドユーザー数は約100人。
ワーク・ライフバランスが提供する講座の受講生は課題をメールではなく、kintone上のシステムを通じて提出し、メンターであるコンサルタントにいつでも質問できる仕組みも取っている。課題提出を容易に確認できるようになったことに加えて、受講生もメンターをより身近に感じてもらえるようになり、質問を通じて疑問点を解消しながら、受講期間中のモチベーションを保てるようになっている。