佐賀県武雄市はFacebookとGoogle Appsを連携させ、市役所内のスケジュール管理や施設予約などの機能を追加、7月2日から利用を開始した。構築を支援したグルージェントが7月9日に発表した。
武雄市は充実した市民サービスの提供を目的に、2011年に従来のウェブサイトから切り替える形でFacebookを導入。市職員390人全員がFacebookのアカウントを持ち、市民もFacebookのアカウントを取得すれば、武雄市と市民が情報を共有できるようにしている。
今回、FacebookとGoogle Appsを連携させることで、職員は市役所に設置されたPCだけでなく、iPhoneなどのスマートフォンからでもGoogle Appsのメールやカレンダー、ドキュメント共有(Google Drive)を利用できるようになっている。
Google Appsのカレンダー機能を利用したスケジュール管理機能や施設予約機能を追加したほか、ファイル管理機能やメール機能も利用できるようになっている。武雄市職員が武雄市のFacebookにログインすれば、Google Apps利用時に再度ログインする必要のないシングルサインオン機能も追加されている。