伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は10月25日、Amazon Web Services(AWS)上にシステムを構築して運用するサービス「cloudage CUVIC on AWS」を11月から提供すると発表した。
今回のcloudage CUVIC on AWSでは、日本と海外でユーザー企業が使用するAWS向けに大規模なHPC(High Performance Computing)環境を構築できるという。AWSのストレージサービス「Amazon Simple Storage Service(S3)」を利用して、分析に使用する大量のログデータやバックアップデータなどデータ量にあわせて柔軟に保管できると説明している。
cloudage CUVIC on AWSはインテグレーション、オペレーションサポートのサービスが提供される。インテグレーションでは、AWSの利用について企画、立案からシステム設計、サービス設計、構築、運用を含めて提供する。
ユーザー企業が既存で保有しているシステムや、CTCのほかのクラウドサービスとの連携にも対応する。オペレーションサポートでは、AWS上のサーバやストレージなどの各種ログから稼働状況を監視、設定変更やバックアップなどのシステムオペレーションも提供する。
AWSの利用料金はユーザー企業に代わってCTCが支払いを代行する。円建てでの支払い処理も可能となっている。