みずほ証券グループ会社、SaaSでトレーディングとCRMを単一画面から操作

田中好伸 (編集部)

2012-11-07 16:19

 みずほインターナショナル(Mizuho International)はSaaS「BT Unified Trading」を採用した。トレーディング業務と顧客情報管理(CRM)システムを統合できるようになり、売上増加と業務全般の効率化が実現できるという。BTジャパンが11月7日に発表した。

 Mizuho Internationalはみずほフィナンシャルグループの証券、投資銀行部門。みずほ証券の子会社であるMizuho Securities UK Holdingsが親会社となっている。ロンドンを本拠地にしている。

 Mizuho Internationalは今後、英BTが提供するUnified Tradingのコラボレーションサーバを利用して、現在、欧州や中東、アフリカ地域(EMEA)で最大の規模を持つというロンドンオフィスで使用しているSalesforce CRMと、BTが提供するディーリング電話用端末「BT Netrix Trading Turrets」を統合する。同社の営業部門は、例えば電話で業務をする際に、複数の独立したシステムに保存された情報に対して、単一のインターフェースで自動的にアクセスできるようになる。

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