みずほインターナショナル(Mizuho International)はSaaS「BT Unified Trading」を採用した。トレーディング業務と顧客情報管理(CRM)システムを統合できるようになり、売上増加と業務全般の効率化が実現できるという。BTジャパンが11月7日に発表した。
Mizuho Internationalはみずほフィナンシャルグループの証券、投資銀行部門。みずほ証券の子会社であるMizuho Securities UK Holdingsが親会社となっている。ロンドンを本拠地にしている。
Mizuho Internationalは今後、英BTが提供するUnified Tradingのコラボレーションサーバを利用して、現在、欧州や中東、アフリカ地域(EMEA)で最大の規模を持つというロンドンオフィスで使用しているSalesforce CRMと、BTが提供するディーリング電話用端末「BT Netrix Trading Turrets」を統合する。同社の営業部門は、例えば電話で業務をする際に、複数の独立したシステムに保存された情報に対して、単一のインターフェースで自動的にアクセスできるようになる。