ニコン、SaaS型の人材管理システムを導入--まずは基本情報の管理から

田中好伸 (編集部)

2012-11-26 14:10

 ニコンはSaaS型の人材管理システム「Cultiiva Global/HM」を採用した。部門を限定して約200人を対象に10月から利用している。NECが11月26日に発表した。

 Cultiiva Global/HMは、国境は事業領域を越えた人材登用、適正配置を迅速に行うために、経歴やスキル、目標、評価、キャリア開発など国内外の人材情報を可視化し、人事戦略の立案や遂行に貢献できるという。

 ニコンは、人材情報の可視化実現と、グローバルでの人材の最適配置を目指して、Cultiiva Global/HMを導入している。人材に関する基本情報や経歴情報などを管理する「社員プロファイル(基本管理情報)」機能の利用を開始する。今後、海外を含めた全社への展開の検討を進めるとともに、目標やパフォーマンス(評価)管理、後継者管理など利用機能の追加を検討していく予定としている。

 同サービスは、米SuccessFactorsのSaaS型人材管理システムにNECの導入ノウハウやグローバル対応のヘルプデスクなどを組み合わせている。NECは、同社をはじめ国内外で36のグループ企業でCultiiva Global/HMを2011年4月から導入し、幹部人材やプロフェッショナル人材の情報管理などに利用している。

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