コンシューマーからエンタープライズへ——デルの挑戦
米国時間12月11日、テキサス州オースティンのオースティン・コンベンション・センターで、米Dellの年次カンファレンス「Dell World 2012」が開幕した。コンシューマーの企業イメージが強いDellが、エンタープライズITの取り組みをユーザーやパートナーに説明するカンファレンス。2011年に続く2回目の開催となる。
今年のDell Worldには6200人が事前登録。実質的な初日となる12日には多くの来場者がコンベンションセンターに詰めかけるだろう。
11日にはメディア向けの説明会などが開催され、Dell創業者で取締役会会長 兼 最高経営責任者のMichael Dell氏がパネルディスカッションに登場した。「DellはPCやサーバの製造・販売から、データセンターやソフトウェア、サービスなどの事業に移行する必要がある。ソリューションにフォーカスしなければならない」と述べ、エンタープライズITへのシフトを明確に示してみせた。
課題は、そのシフトを成功裏に進められるかどうか、だ。ZDNet JapanではDell World 2012の模様を随時レポートしていく。
エンタープライズITへのシフトを訴えたマイケル・デルCEO
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