DeNA子会社、DR対策で新データセンター稼働--システムを同期、増分データを自動複製

田中好伸 (編集部) 2012年12月17日 16時52分

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 決済代行を展開するペイジェントは12月17日、国内2拠点目となる新データセンターの稼働を始めた。日本IBMなどが発表した。

 ペイジェントはディー・エヌ・エー(DeNA)子会社。三菱東京UFJ銀行と農林中央銀行も出資している。ペイジェントは現在、4995店舗の加盟店に利用されており、スマートフォンへのシフトやオンライン決済の増加に伴う取引量の上昇、震災後の災害復旧(DR)対策環境への関心などから、有事の際にも決済業務を展開できるよう、より安定したサービスを提供することが求められていた。

 ペイジェントは、従来から稼働しているデータセンターから300km以上離れた場所に新しいデータセンターを構築。ネット決済代行業では、拠点をまたいでシステムを二重化している企業は少ないという。そんな中でペイジェントは両データセンターのシステムを同期させ、不測の事態が起こった場合でも連続稼働が可能という。

 ペイジェントのデータベース基盤は複数台の「IBM Power 720 Express」と「IBM System Storage N6210」という構成。両センターで稼働するPower 720 Expressは、「PowerHA SystemMirror for AIX」でクラスタリングされている。システムの障害を自動で検出され、サービスの停止時間が最小限になるようにシステムを切り替える。

 センター間のデータ転送には、System Storage Nシリーズの「SnapMirror」を活用して、従来から稼働しているシステムの設計や運用を継承しつつ、システム間の増分データを自動で複製する。効率的なデータ同期を実現する災害対策サイトを構築したと説明している。

図
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