アステラス製薬は統合基幹業務システム(ERP)やサプライチェーン管理システム(SCM)などの基幹業務システムの開発や保守を外部委託する。受注したアクセンチュアが5月8日に発表した。
アウトソース先を他社からアクセンチュアに変更したと見られる。今回の契約は、アステラス製薬の日本や北米、欧州地域の主要拠点での基幹業務システムの開発と保守が対象。契約期間は2013年からの8年間。計画では、アステラス製薬の主要拠点に加えて、アクセンチュアの中国とインド、ブラジルのセンターも活用してサービスが提供される。
アステラス製薬はIT運用体制をオフショアを活用して世界で統一された体制に変えて、グローバル化を加速させていくとしている。同社は「Windows 7」を早期導入するなどITの活用に積極的な姿勢であることで知られている。同社のコーポレートIT部長を務めた重富俊二氏は現在、ガートナー ジャパンに在席している。