編集部からのお知らせ
解説集:台頭するロボット市場のいま
解説集:データ活用で考えるデータの選び方

クラウド型ビッグデータ分析基盤の米Treasure Data、日本で事業を本格展開

三浦優子

2013-05-21 10:55

 米Treasure Dataは5月20日、日本での事業展開について記者説明会を開催した。同社は米Red Hatにエンジニアとして勤務し、三井物産のプライベートエクイティ事業でオープンソースソフトウェア企業への投資、経営などを行った経験を持つ芳川裕誠(よしかわ・ひろのぶ)氏が2011年に米国で起ち上げた企業。2012年にクラウドベースのビッグデータサービスを開始し、70社の顧客を持つ。

 日本にも約30社の顧客を持っているが、日本法人トレジャーデータを2012年11月に設立し、堀内健后氏をジェネラルマネージャーとして本格的に事業を展開している。


米Treasure Data CEO 芳川裕誠氏
  • Treasure Dataの概要

  • 日本法人の概要

ビッグデータに基盤技術がようやく追いついた

 トレジャーデータの提供するサービス「Treasure Data Platform」は、既存のサーバからあがってくるなどの非構造データ、データベースなどから得られる構造データを収集し、インポートしたデータは独自のデータベースにストア。それをSQLのようなエンジニアが活用できるデータへと可視化して提供する。

 クラウドベースで、異なるレイヤからのデータ収集機能、それをオリジナルデータベースに収集し、可視化することで、導入までの期間を短く、初期コストを抑え、これまで数日かかっていた可視化までの処理を高速化して数分で実現する。

 従来は数時間かかっていたたバッチ処理などの作業が数分で終了するため、1日1回のレポートを複数回更新することが可能となる。そのデータを活用し、経営判断の材料とすることで、経営サイクルの短縮化が実現するという。

 Treasure Dataを起業した背景として、最高経営責任者(CEO)である芳川氏は、「ネットを支えるサーバ、センサなどいわゆる“非構造化データ”は以前から存在していたが、それを活用する基盤技術がようやく追いついたというのがここ数年。そのタイミングで起業した」と技術的環境が整ったことを挙げた。

 ビッグデータを活用する基盤技術の一つである分散並列処理フレームワーク「Apache Hadoop」の日本における第一人者である太田一樹氏を最高技術責任者(CTO)として、オープンソースのエンジニアとして知られる古橋貞之氏をソフトウェア・アーキテクトとして3人体制で創業し、現在は日米のエンジニアが名を連ねる。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

Special PR

特集

CIO

セキュリティ

スペシャル

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. クラウドコンピューティング

    AI導入に立ちはだかる「データ」「複雑さ」「コスト」「人材」の壁をどう乗り切ればいいのか?

  2. クラウドコンピューティング

    【IDC調査】2026年には75%のアプリがAIを実装!導入で遅れた企業はどう“逆転”すべきか?

  3. 運用管理

    経産省調査で明らかに:未だにレガシーシステムを抱える企業が8割!オープン化でよくある課題とは?

  4. 運用管理

    AWS東京リージョンの大規模障害に学ぶ、パブリッククラウド上のシステムの迅速な復旧方法

  5. windows-server

    【ユースケース】ソフトウェア開発にDell EMCインフラ+コンテナを使うメリット

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]