
さまざまなリーク情報やソフトウェアの調査を頼りに、Appleがラジオのような製品か、「iTunes」のストリーミングを受けられる「iRadio」を手がけているといううわさが、2012年に流れ始めた。これは、「Spotify」や「Pandora」などのサードパーティーアプリと競合する。それら2つのアプリはどちらも、無料の音楽ストリーミングサービスと、月額料金が設定された会員制サービスを提供している。
Appleはアプリのダウンロードから30%を徴収しているおかげで、iTunesから大きな利益を上げている。また同社は、音楽ストリーミングサービスを実現するため、大手音楽会社2社と協議中だと報じられている。「iTunes Match」「iTunes in the Could」「iCloud」の登場に続いて、Appleは同社のiTunes市場を強化して、音楽サービスを拡大しようとしているのかもしれない。
名前がiRadioかどうかは不明だが、ラジオ関連の製品が発表されるとすれば、2013年の夏かそれ以降だと予想される。