
次世代モバイルプラットフォームに期待される重要な変更の1つは、現実にある品物を模倣するデザイン手法である「skeuomorphism」がなくなるというものだ。これまで、メモはメモのように見え、連絡先アプリは革の表紙の手帳のように、「Game Center」はそれらしいインターフェースになっていた。
しかし、それももう終わりだろう。iPhoneやiPadのユーザーインターフェースは、劇的に変更され、ずっと「フラット」なものになると予想されている。
報道によれば、この「フラット」なデザインは、現在の光沢のある四角が並ぶインターフェースよりも、「Windows 8」やそのモバイルデバイス版で使われている「Modern UI」に近いものになるという。どれほど変わるかは、現時点ではわからない。最近、BlackBerryの最高経営責任者(CEO)であるThorsten Heins氏は(たった数カ月前には同社は息も絶え絶えだった)、そのユーザーインターフェースを古くて時代遅れなものだと呼んだ。
もはやScott Forstall氏は責任者ではなく、Jony Ive氏がその地位を継いでいる。ハードウェアの責任者である同氏が、ユーザーインターフェースの美観とデザインについても大きな変更を施すであろうことはほぼ確実だ。