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Interop Tokyo 2013

仮想化の主流になったオープンソースのこれから - (page 3)

岡田靖

2013-07-01 11:41

10年前とは違うOSSの役割

 「映画『ハイランダー』のようにほかの全員を殺して1社だけ生き残るのは、果たして顧客のためになるでしょうか。10年前のオープンソースは、OSなど既存のものを複製していたような状態で、それほど大した存在ではありませんでした。しかし今のクラウド時代には、OSSが不可欠なものとなっています」(Ulander氏)

 同社をはじめOSSへ積極的に参加している企業は、OSSを通じて業界全体にイノベーションをもたらしてきたということになる。そして、自社の携わった最先端のOSSを用いてビジネスを展開している。

 「こうしたOSSプロジェクトの数々に参加して、われわれが得るものは何か。顧客の多くは、ベンダーからサポートを得たいはずです。自ら積極的にコミュニティーにかかわっていこうとする企業は全体の5%くらいしかいません」とUlander氏は説明し、いくつかの製品を紹介した。

 「例えば、クラウドネットワークプラットフォーム『Citrix NetScaler』はネットワークをソフトウェア化し、ハードウェアから仮想化プラットフォーム上のソフトウェアへと移行させることができるようにします。また、クラウド管理ソフトウェア『Citrix CloudPlatform』は、パブリックからプライベートまで150以上のクラウドで用いられています」(Ulander氏)

 そして「Project Avalon」は、Windowsベースのアプリケーションとデスクトップをプライベート/パブリッククラウド上に提供できるようにする取り組みです。クラウドを想定して作られていない、多くのWindowsアプリケーションをクラウド化させることにより、企業内ではWindowsデスクトップ環境の管理負担を軽減させられるだけでなく、最終的には社内ユーザーが必要なときに必要なサービスを、より効率的に提供できるようになるという。

 「Amazonなどが使っているクラウドのスタックと同様の製品を、われわれも作ってきています。これらを使うことで、企業の情報システム部門はより戦略的な事柄に注力できるようになるのです」(Ulander氏)

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