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ACCESS、「OpenFlow」にも対応したスイッチ「AEROZ」--SDN移行を容易に

田中好伸 (編集部)

2013-08-08 18:53

 ACCESSは8月8日、L2/L3と標準規格「OpenFlow」に対応したスイッチ「AEROZ」シリーズを発表した。通信事業者やデータセンター事業者を対象に9月から販売する。

 OpenFlowは現在、標準化作業が進められている規格であり、ソフトウェアでネットワークを定義するという概念“SDN(Software-Defined Networking)”の主要技術になる。

 SDNが普及することで、従来のネットワーク機器に内在する複雑な制御機能を担う“コントロールプレーン”はソフトウェアに集約され、スイッチ類は単純な伝送機能を担う“データプレーン”としての役割のみを担うことになるため、ネットワーク機器のコモディティ化が進むと言われている。

 ACCESSはAEROZを「ハイブリッド型SDNに対応」すると表現し、容易にSDNに移行できると説明している。AEROZは、OpenFlowに対応したハードウェアに、ネットワーク機器向けミドルウェア「ZebOS」を組み込んで、L2/L3に対応するスイッチ機能を実装している。

 OpenFlow対応スイッチ機器でネットワーク仮想化を実現するための“Hop by Hop”方式のネットワーク仮想化に加えて、イーサネットなどの既存ネットワークにも対応するという。10GbEを48ポート搭載している。

 ACCESSでは、従来のオンプレミスの環境と仮想ネットワークを直接つなぐP2V(Physical to Virtual)製品などで構成されるネットワーク仮想化製品群「ACCESS SDN Solutions」も提供している。

 AEROZとACCESS SDN SolutionsのSDNコントローラを組み合わせることで、既存のネットワーク環境を利用したままで、ネットワーク仮想化のもうひとつの方式である“Edge Overlay”でSDN環境を構築できると説明している。

 ACCESSの子会社であるIP Infusionが開発しているZebOSは、インターネットの中核となるルーティングプロトコル「BGP(Border Gateway Protoco)」を搭載する。加えて、やはりルーティングプロトコルの「OSPF(Open Shortest Path First)」や「IS-IS(Intermediate System to Intermediate System)」にも対応する。OSPFは、ルータやL3スイッチがパケットの転送先を動的に決定するためのプロトコル。

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