同様のステップが、オンラインのソーシャルマーケティングにもあてはまる。それは、ソーシャルマーケティング指標ではないビジネス目的をもって開始し、計画を立てて成功を目指し、適切な方法とクリエイティブな需要を結合させることで、芸術と科学の均衡を保つ。そして、ソーシャルメディアの規模を活用しつつ、迅速なフィードバックを受けてアプローチを高度化していく。
モバイルでのキャンペーンを補完する広告手法は、少なくない。ブランドがより大きな人数をとらえ、顧客ベースを拡大するための可能性の扉は、大きく開かれている。結局のところ、ブランドのメッセージを見た人数や属性、頻度を示す到達度や「消費者にブランドの存在を意識、認知させ、購入を検討させる反響度を、売上高や投資収益率から計測する」という基本的な考え方は、現在も有効だ。
次世代のマーケティング
モバイルは、マーケティング担当者にとっての新開地だ。しかしその分、デジタルに惑わされてマーケティングの基本を忘れることもありがちだ。モバイル向けのソーシャルマーケティングは、最初から戦略に組み込まれる必要があり、顧客の一人ひとりにアプローチできないマーケティングは、ますます受け入れられにくくなってきている。
ソーシャルメディアを第一に活用するブランドは、豊かなコンテンツでファンを刺激し、人々をマーケティングキャンペーンの中心まで呼び寄せ、最大のインパクトを生み出す。
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