5. スマートフォンが情報格差を縮小
世界規模で見ると、いわゆる情報格差はいまだに存在するが、低価格のスマートフォンの登場により、インターネットにアクセスするために高価なコンピューターの購入はもはや必要なくなった。世界の消費者の51%は、日常活動で使う最も重要なツールは携帯電話であると感じており、多くの消費者にとって、スマートフォンは主たるインターネットデバイスになりつつある。
6. 懸念を上回るオンラインの利便性
インターネットが日常生活に不可欠なものになるにつれ、接続されていることがもたらす危険性も表面化してきている。日常的にインターネットを利用する人の56%がプライバシー問題を懸念しているが、実際にインターネットの使用頻度を控えると回答した人はわずか4%。一方でユーザーは、個人情報を含むデータの提供には用心深く対応するなど、リスクを最小限に抑える手段を講じている。
7. ビデオオンコマンド
メディアの選択肢が大幅に増えたにも関わらず、視聴するコンテンツを自分自身で選ぶ傾向は低下している。回答者の38%が、週に数回は友人の勧めるビデオクリップを視聴すると答えており、友人が特に大きな影響力を持っていることが分かる。また、友人の意見はブログの閲覧や音楽の視聴にも同様に大きく影響している。