8. 自己のデータ利用を可視化
スマートフォンユーサーの48%が、データ消費をより的確に把握するためにアプリを使用している。38%の人がデータの使用量のみを知りたいと思っている一方、28%が課金が適正かを確認したいと考え、また35%が事業者の定めたデータ利用制限量を超過したくないと考えている。調査の結果、スマートフォンユーザーの37%が接続速度を試験するアプリを定期的に使用していることが分かった。
9. 暮らしに入り込むセンサ
インタラクティブなインターネットサービスが当たり前となった現在、人々は自分たちを取り巻く物理環境にも高い応答性を求めている。スマートフォンユーザーの60%が2016年末までに医療、公共交通機関、自動車、家庭、職場に至るあらゆる場面でセンサーが利用されることを推測している。
10. どこでも再生・停止・再開
世界のストリーミング時間の合計の19%が携帯電話やタブレットで消費されており、消費者は日々の生活に合わせてさまざまな場所でテレビを視聴するようになりつつある。例えば、自宅で視聴を開始したコンテンツを一時停止し、続きは通勤中に楽しむなど、場所に応じてデバイスを変えることもある。
これらのトレンドに関して、コンシューマーラボ主席研究員のMichael Bjorn氏は次のように述べている。
「最も重要なトレンドは、あらゆる産業と社会のあらゆる領域において発生している、アプリとサービスへの大きな需要だと考えています。このトレンドは私たちの日常生活を根本的に変える可能性があります」