岡山理科大学など7つの学校を設置する学校法人加計学園は、大学機関向け人事給与システム「ZeeM人事給与 学校法人版」を導入し、給与処理コストの削減と人事給与業務の効率化を実現したという。製品を提供したクレオマーケティングが1月17日に発表した。
給与業務をアウトソーシングしていた加計学園では、人事異動が活発になり、総務や給与部門の現場で「組織改編などが頻発する」「繁忙期の勤務時間の計画が立てにくい」などの課題を抱えていた。
そこで、加計学園では、迅速に組織改編時の給与業務に対応するため、職員2000人の給与管理基盤をクレオマーケティングのパッケージソフトウェアに刷新したという。選定理由として法改正、人事異動、組織改編などの変化に迅速に対応できる点や学校法人向けという業務適合性を挙げた。
導入により、学校法人に適したパッケージングであるため組織改編や人事異動のたびにかかっていた追加コストの削減できたほか、「任意調査機能」により、人事関連調査や報告作業の大幅な定型化や迅速化が進み、職員の残業時間もほとんどなくなったという。
加計学園は今後、入職から退職まで一連の人事給与の情報をZeeMで管理できるよう取り組むという。