JBグループは会計・人事給与システムの統合で統合基幹業務システム(ERP)パッケージ「SuperStream-NX」の採用を決めた。グループの持ち株会社であるJBCCホールディングスとスーパーストリームが1月28日に発表した。
JBグループは事業会社15社、連結従業員数は2744人(2012年4月1日現在)。グループの会計・人事給与システムを刷新、統合ではSuperStream-NXの「統合会計」「人事給与」「グループ経営管理」を採用する。
事業会社各社が個々に活用していた会計・人事給与システムを統合することで、リアルタイムにグループ全体の会計情報や人事情報を把握する。グループ経営での戦略策定に活用でき、グループ全体の人材資源の有効活用などを狙う。グループで採用することで、現在の会計・人事給与システムの運用コストを20%削減することを目標にしている。導入とアドオンの開発は、グループのJBCCとシーアイエスが担当する。
同グループは2006年に持ち株会社制に移行以来、グループ経営の最適化を進めているという。事業会社それぞれが担当する事業分野で、スピード感ある事業展開を行えるように全体の経営戦略の策定、経営資源のグループ内最適配分などを行っていると説明している。