金融営業統括本部長の藤田弥門執行役員は「金融市場は活況を呈している。東京証券取引所のarrowheadのリニューアルへの対応などのほか、金融クラウドサービス基盤へのエンジニアドシステムの提供によって、金融のトランザクションビジネスを支えることができる。4時間半かかるバッチ処理が40分で終了するといった導入事例もある。またアジアを中心としたグローバル展開に乗り出す金融機関に対して、グローバル事例の紹介とソリューション提供のほか、アクセルやブレーキの踏み方をもとに、自動車の運転が安全なドライバーには安い保険料を提供するといった金融分野におけるビッグデータの活用の検討と推進にも取り組む」と述べた。
流通・サービス営業統括本部長の下垣典弘執行役員氏は、「小売、商社、卸、メーカー、サービス産業、運輸業界のすべてをつなぐのがオムニチャネル。どう買うか、どうモノを知るか、どう届けるか、ということを、消費者視点で革新。日本ならではの『おもてなし』にITを活用することで、国際競争力を高めることができる。オムニチャネルを活用することで、より便利になる社会インフラへと変えていく仕事をしたい」と抱負を語った。