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従来型のストレージはいずれなくなる--Nutanixの仮想化技術が目指すもの - (page 2)

大川淳 山田竜司 (編集部)

2014-02-06 16:23

1億100万ドルの資金を調達

 Nutanixは1月中旬、Riverwood CapitalやSAP Venturesの共同出資を受け、1億100万ドルの資金調達を果たした。今回、従来から参画していたベンチャーキャピタルであるLightspeed Venture Partners、Khosla Ventures、Battery Venturesに加え、Morgan Stanley Expansion Capital、Greenspring Associatesが新たな投資家として参画した。同社では新たに取得したこれらの資金を、事業の世界展開や研究開発の促進、サービス提供の充実に営業、マーケティング、サポートチームの拡充などに充てる意向だ。


日本法人代表の岡田卓也氏

 Serrano氏は「今回の増資は、たいへん象徴的だ。証券市場はわれわれの新しい技術を受け入れたわけであり、技術の大きな変換動向を予感させるできごとだ」と語り、自社の技術に対する、強い自信を表明した。

 このような、自社技術への確信の背景には何があるのか。Serrano氏は「われわれはウェブスケール基盤の事業者であり、すべての産業分野に対応が可能なインフラを提供している。Amazon、Googleが展開しているような大規模なサービスと同じようなアーキテクチャを持っている。彼らは自前で基盤を保有しているが、当社はエンタープライズ向けに、各企業が自社で開発しなくても一般的に適用が可能なものを提供する」と強調する。さらに、幅広い分野から支持されていることについて「特定の技術というのは、例えば金融業だけに受け入れられているなど偏りがある。われわれの技術は産業を問わず売れ続けている」と述べ、市場からの希望を的確に捕捉している姿勢が、投資家からの高い評価につながっているのだとの見解を示した。

社内のコミュニケーションについて

 社内のコミュニケーションについてSerrano氏は「皆が協力的、積極的だ。(情報共有ツールの)YammerやTwitterを駆使し、リアルタイムに世界中のオフィスから技術に関するさまざまな意見を交わしている。リアルタイムでの情報共有は徹底している。幹部はすべてエンジニアであり、技術への理解は深い。着想の具体化などについては、フラットな組織構造だと考えている」と話す。新たな発想を盛り込んだ技術をいち早く、世に出すことができる同社を支えているのは、活発な談論風発が日常にある社風なのかもしれない。

 岡田卓也氏は「迅速で、同時性の強い情報共有は、きわめて速い意思決定につながる。当社の技術は、業界では大きく先行しており、競合他社が追い付くには3年はかかるだろう。当社は、BIツールのようなものによる市場予測などは特にしていない。われわれが新たな市場を創造しているので、一般的な予測は必要ない」と語った。

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