ファミリーマート、POSデータの分析システムを刷新--緻密な店舗戦略に

山田竜司 (編集部) 2014年02月12日 17時54分

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 ファミリーマートは国内1万超の店舗のPOS(販売時点購買管理)データの分析用基盤を刷新し、マーケティング戦略に生かそうとしている。

 ファミリーマートでは、国内1万店超のPOSデータを可視化して分析するマーケティング戦略を進めてきた。しかし、これまで利用してきた非定型検索を担うビジネスインテリジェンス(BI)システムは、利用開始から10年が経過し、システムのメンテナンス性やライセンスがユーザー単位であることなど拡張性に課題があったという。

 そこでファミリーマートでは新たなBI基盤となるレポーティングシステムを検討。「ブラウザで利用可能」「CPUもしくはコア単位でのライセンス体系」「操作性」という観点から製品を選定した結果、アシストが独占販売権を持っている米Information BuildersのBI基盤「WebFOCUS」と自由検索ができるオプション機能「InfoAssist」の採用を決定し、2013年6月より運用をスタートした。

 ファミリーマートはWebFOCUSとInfoAssistを採用した理由として「ブラウザから定型、非定型を問わず検索を実行できる」「ユーザーが自由に集計軸や集計項目を選択して検索できる」「ユーザー数に制限がないプランの存在」などを挙げた。

 導入により、従来1日7時間かかっていたデータ抽出を1時間にできたほか、全店舗を対象にしたPOSデータを非定型の分析で堀り下げられるようになり、得られた知見を商品開発や店舗の品ぞろえに反映するなど、地域特性や購買行動に応じた店舗戦略の立案に生かせるようになったと説明している。また、分析したレポートを関係者で共有することで、業務効率が上がり、チームワークを生かした情報分析も促進できたという。

 今後は、BIとモバイルデバイスを連携させ、さらに機動力のあるシステムを構築予定としている。


システム構成イメージ(アシスト提供)

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