20年利用のビジネスアプリケーションを仮想化--クライアント環境も仮想化

山田竜司 (編集部) 2014年03月18日 17時21分

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 婦人靴メーカーのエイゾーコレクションは20年来利用してきた販売管理システムを仮想化するとともに、アクセスするクライアント環境も仮想化している。アシストと京セラ丸善システムインテグレーション(KMSI)が3月17日に発表した。

 エイゾーコレクションの販売管理システムはクライアント/サーバ(C/S)型であり、サイズやヒールの高さなど靴特有の項目を管理する商品管理、百貨店の取引形態へ対応した販売管理、売上分析、経営分析などに20年間使われていた。しかし、8年前に購入したサーバのハードウェア老朽化、Windows XPサポート終了への対応が課題となっていた。

 そこで、同社は2012年にクライアントPCをWindows 7にアップデート。サーバOSもWindows Server 2008 R2も変更した。2008 R2に標準で搭載されるリモートデスクトップ機能を活用するとともに、クライアント仮想化ソフトウェア群「Ericom PowerTerm WebConnect(PTWC)」をコネクションブローカーとして利用した。PTWCはリモートデスクトップの操作性向上、サポート、ユーザー権限を設定しやすくするためという。

 システムインテグレーターであるKMSIから、同じ機能を持つ販売管理システムを新しい基盤上で再構築、クライアント仮想化環境に移行して利用継続という2つの提案を受けた結果だった。仮想化案の採用理由として「従来システムと同じ品質と使用感」「移行時や移行後の実務に影響がない」「コスト削減」などを挙げた。

 KMSIは、C/S環境で稼働してきた販売管理システムを2カ月でPTWC環境に移行、その後のシステムは本社や工場、拠点稼働時期にかかわらず、以前と変わらない使用感という。今後は別々に管理されている販売管理システムと生産管理システムの統合を目指す。

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