Salesforceは米国時間4月17日、開発者が150万人に達したこと、またForce.com、Heroku、ExactTargetなどのプラットフォーム全体でリソースやコミュニティ機能を集約するためのサイトを開設したことを発表した。
Salesforceはこれらの買収を通じて、それまで別個の製品だった各プラットフォームに従事するさまざまな開発者と関わるようになった。しかし、「Salesforce1」のリリースは、開発者がますます、複数のプラットフォームにまたがって作業しなければならなくなることを意味していた。
その結果、同社が立ち上げたのが「Salesforce Developers」だ。これは、文書や、仲間による支援、その他のリソースを見つけやすくするのが狙いだ。このコミュニティサイトは、Salesforceが主催するSalesforce1 Developer Weekを直前に控えて開設された。同イベントでは、コーディングに関する課題や教育、ネットワーキングをテーマに、Salesforce幹部や世界中から集まった65の開発者団体が一堂に会する予定だ。
Salesforce Developersサイト
Salesforceの開発者数は、ここ数年間で次のように推移している。
- Dreamforce 2012:80万人
- Dreamforce 2013:100万人
- 現在:150万人
Salesforceでテクニカルプラットフォームマーケティング担当ディレクターを務めるQuinton Wall氏は、「開発者は、所属する企業や組織から、クロスプラットフォームアプリの開発を求められており、統合された経験と技術的コンテンツを必要としている」と述べている。
Salesforce Developersのもう1つの目的は、モバイルアプリに関する文書を容易に抽出できるようにすることだ。加えて、Salesforceは開発者コミュニティの結束を維持できるよう、コミュニティプロフィールも再構築した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。