CRM大手のSalesforce.comは米国時間4月11日、サンフランシスコにおける新たなグローバル本社の計画を発表した。これによると、同社の執務面積は70万平方フィート(約6万5000平方メートル)拡大し、従業員数はおよそ1000人程度増加する見込みとなっている。
Salesforceによると、同社の社名を冠した高層ビル「Salesforce Tower」、および敷地面積の拡張により、同社は新興企業がひしめくサンフランシスコ地区で最大のIT雇用主となる。
Salesforce Towerは現在、新しいTransbay Transit Centerの上に建設されている。Salesforceによると、同社は140万平方フィート(約13万平方メートル)のビルの大半をリースする計画であり、同市周辺に広がる都市型キャンパスの面積は、2017年までに200万平方フィート(約18万6000平方メートル)を上回る可能性がある。
Salesforceの創設者で会長兼最高経営責任者(CEO)を務めるMarc Benioff氏は新本社を、サンフランシスコ地区に対する同社の姿勢を示すシンボルと呼んだ。
Salesforce Towerは、当社の歴史において素晴らしいマイルストーンを表すもので、サンフランシスコのグローバル本社の中心となる予定だ。われわれは15年前、サンフランシスコにSalesforce.comを設立した。今回のアーバンキャンパスの拡張は、この地で成長することに尽力する当社の姿勢の表れだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。