オールアバウト、読者や専門ガイドの満足度向上を目指しアナリティクス製品を採用

NO BUDGET

2014-05-02 07:30

 総合情報サイト「All About」(オールアバウト)および関連ビジネスサイトを運営するオールアバウトでは、新たなWeb分析システムを採用した。ソフトウェアを提供した日本IBMが5月1日、発表した。

 採用されたのは、IBMのデジタルマーケティング分析最適化ソリューションの中核製品「IBM Digital Analytics」。All Aboutと関連サイトのパフォーマンス分析基盤を担う、新ウェブ分析システムとして導入された。

 All Aboutでは、調べたいことが明確なユーザーだけでなく、初めてあるいは何気なく訪れたユーザーにとっても有益な情報にいち早くたどり着くことができ、さらに新たな発見があるサイト運営を目指している。その一環として4月1日から新たな取り組みを開始した。

 具体的には、サイトのデザインやレイアウトの全面的な変更に加え、読者ごとにサイト利用傾向の詳細な理解と広告商品の最適化、そして分析業務の効率化を実現するため、読者(サイト訪問者)のサイト内での行動分析と読者体験の最適化、All Aboutサイト内に配信する各種広告のインプレッション計測と分析、そして専門ガイドへのフィードバックレポートの充実などで、これによってAll Aboutサイトを中心とした各ステークホルダーの満足度向上とメディア資産価値の向上を推進しようとしている。

 また同社では、サンプリングサイト「サンプル百貨店」運営をはじめ、既存の専門家ネットワーク資産を活かした新規事業をグループ全体で積極的に展開しており、IBM Digital Analytics はそれら事業のサイト分析にも活用される。

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